印鑑の使い分け方
2016.10.26

subimg02不動産を購入するとき、必ず行うのが登記です。いくらお金を支払っても、登記をしなければ自分のものとはなりません。別の人に転売されても何も言えません。この時に必要になるのが実印です。実印は、個人であれば各市区町村に、法人なら管轄の法務局に届けておく必要があります。実印が必要といわれたときは、その印を押して、そのうえで登録機関で発行してもらった証明書を添付します。印鑑の使い分け方として、実印は、実印を使う必要があるときのみ使うようにします。携帯電話の契約書などでも印は必要ですが、証明書までは求められません。銀行などでも同様です。この時には他のものを使います。あまりいろいろなところで使ってしまうと、それが複製されたときなどに問題が生じます。それを使って不動産のやり取りなどがされてしまうと大変なことになります。

銀行には都市銀行、地方銀行、そして最近はネット銀行ができています。これらの口座を作るとき、いぜんは当たり前のように印鑑を届け出するように言われていました。そして通帳と一緒に窓口に持って行くと、それによって引き出しなどができました。この時に登録したものを使わないと、それ以降引き出したり、契約の変更などができなくなります。ですから銀行印は別途決めておくと良いでしょう。各家庭であれば、銀行以外の各種金融サービスに同じ印を使うと良いかもしれません。あまりいろいろ分けてしまうと、どの印で契約したかわからなくなってしまいます。最近のネット系の銀行や金融機関では、陰影の届け出を義務化しなくなりました。通帳などもなく、引き出しもキャッシュカードで行います。印の意味が薄れてきたためでしょう。それでも大事に取っておく必要があります。

公的な届をするとき、ちょっとした売買契約をするとき、会社で書類の確認をしたり、宅配物の受け取りをしたりするときに自分の証明をしないといけないことがあります。印鑑の使い分け方として、この時には認め印を使います。特に登録もせず、その印がないと契約の変更などができないなどのことがない場合に使います。もし持ち合わせがなければ、100円ショップなどで購入をして、それを使っても構いません。同じところで別の書類を出すとき、別の印を使っても問題はありません。サインと同じ形なので、本人の名前がわかれば使えます。ただし、ゴム印などは使えない場合があります。社内などでは使えますが、公的な届などでは、簡単なものでよいとはいえ通常の印が必要です。

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